「最新機種WH-1000XM2は買いなのか?」
「MDR-1000Xと比較して改良されたところを知りたいな。」
この記事は、そんな理由で当ブログに訪問してくださった方に向けて書きました。
私はこれまで、Etymotic Reserchの4S、SHURE SE535、Sony MDR-1000Xを愛用してきました。
過去の記事では、愛用のソニーワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットMDR-1000Xを猛烈にオススメしたのですが、旧製品を購入する最大のメリットである価格差もほとんど無くなりました!
ただ、新品・中古1000XM2、中古1000X新品とではまだ価格差がありますので、予算と相談しながら悩まれていらっしゃる方も多いかと思います。
そのような方の参考になるように、改めて両機種を比較してみました。
結論から言うと、
- ノイズキャンセリングヘッドフォンを持っていない人!→WH-1000XM2を買って、めちゃ幸せになっちゃいな!
- MDRー1000Xを持っている人→ヘッドフォンコレクターじゃない限り、違うことにお金を使いましょ。
- 上記以外でWH-1000XM2が気になっている人→購入して、あなたもこちら側の世界へいらっしゃいませ。
それでは、そんな結論に至った理由をご説明します。
WH-1000XM2とMDRー1000Xは何が違うの?
詳しい性能は下記の公式サイトからどうぞ。
当ブログでは、ポイントに絞ってご紹介します。
WH-1000XM2だけにある機能は、 気圧センサー! Headphone Connect! この2つになります。
「えっ。そこしか変わらないの?」
「どんな改良なの?」
そんな疑問にまずはお答えします。
つづいて、このシリーズの人気を支える機能、性能をお伝えしますね。
星マークについては、このシリーズを愛用してきた感想ですので、ご参考になれば幸いです。
ここが変わったよ。
気圧センサーは、ノイズキャンセリング機能を更にパワーアップするアップデートになります。
気圧センサー
NCオプティマイザーは個人に合わせてノイズキャンセリング機能を調整してくれるスゴイ機能です。 これまでもノイズキャンセリングの性能は定評がありましたが、更にパワーアップしちゃうんですね。
このシリーズの売りは、パーソナルNCオプティマイザーですね。両機種とも高い評価を得ていますが、WH-1000XM2は気圧センサーを新たに装備しました。飛行機に搭乗しているときの気圧の変化にも対応。
Headphones Connectは、ノイズキャンセリング機能を周りの環境に合わせて、聴く音、削る音を調整するアプリケーションです。
Headphones Connect
止まっているときは外音取り込みを最小限に、歩いているときは車や外の音が聞こえるように、走っているときはノイズキャンセリング機能を最小限に、乗り物に乗っているときは電車アナウンスの声にフォーカスして聞こえるように設定できます。
便利なノイズキャンセリング機能ですが、状況によっては電車内のアナウンスや周りの音が聞こえたほうがよいシチュエーションもあります。
MDR-1000Xはクイックアテンションモード(WH-1000XM2も装備)で周りの音をフォーカスして聴くことができましたが、WH-1000XM2はアプリケーションのHeadphones Connectでシチュエーションに合わせてあらかじめ設定できます。
MDR-1000Xで足りなかった部分を補完するアップデートが中心です。
このシリーズの人気を支える機能をご紹介します。公式ホームページに記載されている機能、性能ですが、これまでこのシリーズを愛用してきた感想を織り交ぜながら、書いていきます。
ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンのユーザー評価を支えている機能はなに?
MDR-1000X、WH-1000XM2の人気を支えている機能をご紹介します。
"p-free">LDACコーデック
ワイヤレスでも劣化なくハイレゾ相当の良い音で楽しめます。
ハイレゾコンテンツをBluetooth接続で最大約3倍の情報量を伝送できます。
DSEE HX
圧縮音源だと真っ先に削られるところを補完しているということですね。だから音が良いんです。これは実感できると思います。
CD音源やMP3などの圧縮音源の高音域を補完し、ハイレゾ相当の音質に変換。ハイレゾに対応していないスマートフォン、音楽プレイヤーでもハイレゾ相当のクリアで躍動感のあるサンドを楽しめる。
もうちょっと詳しく説明すると、弦楽器の音の伸びや、音の消え際などの小さく細かい音も再現、そして楽器や女性ボーカルなどの高い音域の表現力も豊かにすることで優れた音質で楽しむことができます。
S-Master
いろんな技術で音質を維持してるんですね。ユーザーの評価が高いのも納得です。
大音量で聴くといろんな音が聴こえる場合も小さな音量で聴くと音の情報量が少なく、物足りない場合がありますよね。S-Master(Bluetooth接続時)は、小音量から大音量まで音質を維持します。
音を支える機能は流石にめちゃくちゃ充実していますね。
使い勝手はどうなのでしょうか。
「1回の充電でどのくらい使えるの?」
「操作性は?」
優れた性能、機能を持っているものでもその使い勝手が悪いとちょっと残念な感じになってしまいます。この点においても優れていることが人気機種の理由なんでしょう。
電池持続時間
個人的には、20時間もあれば充分。
WH-1000XM2→ノイズキャンセリング機能をONで30時間。
MDR-1000X→ノイズキャンセリング機能をONで20時間。
耳元で音量 再生、次の曲などを操作できる。
これが結構良いんですよ。
再生機を触らなくても操作できます。通勤電車や再生機を触ることが難しい状況でも曲をスキップできます。ワイヤレスですから、コードが気になったりしません。べりっぐ!
電話着信
通話も装着したままOKです。
見た目
今朝の通勤電車の誰かの顔覚えてますか? 出張の新幹線の中なんてもう2度と会わないレベル。自分の時間を楽しみましょ。
たまにオーバーヘッドヘッドホンをつけてるヤツは痛いとか言う人がいるのですが、そんなに俺のこと見てくれてありがとうって感じです(笑) 私から見たオーバーヘッドヘッドホンを付けてる人は、この人は本質をわかってるな。って感じです。


どうしてノイズキャンセリングヘッドフォンを使ってるの?
私がノイズキャンセリングヘッドフォンを使っている理由は二つです。
- 私の使用環境。通勤、出張の時に使っているのが9割。家1割。
- 音に拘ってヘッドフォンをどれにするか迷っているので、外の音をできるだけ消せるノイズキャンセリングは必須。ヘッドフォンの性能が良くても外の音がうるさいと、音がそもそも聞きづらくなってしまいます。
どんな人がノイズキャンセリングヘッドフォンを買うべきなの?
こんな人はノイズキャンセルヘッドフォンしか選択できません。というか絶対にノイズキャンセルヘッドフォンをオススメします。
- 通勤、出張の時を中心に使う人
- どんな場所でも自分の世界を楽しみたい人
- 高性能な最新人気ヘッドフォンを購入したい人
いつ買うの?
今でしょ。
冗談っぽく書いちゃいましたが、購入するか考える時って楽しいんですが、どうしても時間を使いすぎてしまいます。そんな時間はほどほどに(汗)自戒もこめて・・・・。
まとめ:どちらも正解だが、下記に沿って決定するのが吉。
どうしても、性能、機能の説明が長くなってしまいますが、細かいことを抜きにしてオススメできるとても良いシリーズです。 購入するかどうか、また購入は決まっているけど、どの機種にするか迷われている方も多いと思いますので、私なりの結論を・・・・。
- ノイズキャンセリングヘッドフォンを持っていない人は、WH-1000XM2の購入を猛烈にオススメします。
- MDRー1000Xを既に持っている人は、他のことにお金を使いましょう。
- MDR-1000Xを持っているが、WH-1000XM2が欲しい方、買っちゃってください。あなたはヘッドフォンマニア(笑)
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